JR長野駅前

JR長野駅前の様子

画像 057


正直、喧噪がすごい

2008年04月26日(土) | 07:16:54 | トラックバック(0) | 未分類

清の時代から続くチベット問題

 しばらく放置状態にあったblogですが、また再開することにした。これもいつまで続くかどうかは不明ではありますが、よろしくお願いします。



 言うまでもなく、再開する直接的な理由は、チベット問題である。4月26日(正確にはその前夜)には長野へ行ってこようと思う(現在、抗議用のプレートを作成中)。以前は、中国のことを誉めたこともあったが、この頃の行動は目に余るものがある。

 もっとも、それ以外にも、日常、「こんなことを考えた」というような事柄は数多い。忙しかったり、気乗りがしなかったりで、そのままになってしまっているが、「書き記しておきたい」という欲求が完全に消えてしまったわけではないのである。



 チベット問題は、以前から知らなかったわけではなかった。保守系言論のホームページをやっていたこともあって、チベットには同情的ではあった。しかし、そのことが心の奥底に隠れてしまっており、あまり表面的な意見として出さなかったことは反省せねばならない。

[引用開始]

石原都知事、善光寺の聖火辞退「仏教徒として立派な姿勢」(産經)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000953-san-pol


−−抗議活動自体が五輪とからめられているが
 「こういうきっかけをとらえなかったら、チベットの問題は世界的な注目は浴びなかったんじゃないですか。そらね、こういう機会をあえてとらえてああいう運動を展開することの善しあしは別にして、しかし、やっと聖火リレーのおかげで、あの混乱のおかげでチベットの窮状がわかってきたわけでしょ。既存の事実として、鉄道が敷かれて、民族浄化かなんか知らんけど、とにかくチベット人そのものの血を希薄にするみたいな運動が実際に行われているわけだから」
−−抗議活動自体は致し方ない部分もある
 「そう思いますね、私、チベット人の立場になってみれば」
 「この問題、本当に誰も関心持たなかったね。アメリカ人なら俳優のリチャード・ギアだけでね。あの人も仏教徒だそうだけども。それに関心なしにね、宗教こえてもね、一つの独自の文化、長い伝統を持った文化、民族ってのが大きな政治の力でね、混交して淘汰(とうた)されていくってのは、本当に私にとってみたら、見るにしのびない話と思いますね」

[引用終了]

 これは、その通りだと思う。私を含め、今、批判している人達も、この騒動がなければ、ここまでの盛上がりは見せなかったはずだ。このタイミングで、突如として抗議活動が開始されたのは、ダライ氏の意図によるのかは別にして、一般のチベット僧がオリンピックを見据えてのことだったのは確かであろう。早すぎれば、オリンピック本番までに熱が冷めてしまうし、遅すぎれば、オリンピックに対しインパクトを与えることもできなくなる。チベット民族蜂起の記念日も相俟って、タイミングの絶妙さはすごいものがあると思う。



 騒動以後、youtubeにも色々と関連する動画があがっているが、中でも参考になったのは、次のものだ。

 声明文の発表後のチベット問題と日中外交を青山氏が語る
 http://jp.youtube.com/watch?v=0SkVQSewvjY
 http://jp.youtube.com/watch?v=7LavkLzQZo4
 http://jp.youtube.com/watch?v=F3_EuzN0yeI

 当然のことながら、チベット問題は、オリンピックでアピールしたくらいでは、解決するのは無理だ。中国共産党のアイデンティティは、もはや毛沢東でもなく共産主義でもない。

 あの広大な領土を、一党独裁で統治すること。

 これだけである。だから、これに反するものは、どんな非人道的なことであろうと、国の評判が悪くなろうと、北京は、断固とした態度を取る。

 漢民族の歴史は、外圧からの侵略される歴史といってもよい。漢民族が戦争に強かった時代など、ほんの僅かで、あとは外圧に怯えることがほとんどだった。それは、あの万里の長城が証明している。

 中国の領土が広かった時代。それは漢民族の時代ではない。夷荻(いてき)が、漢民族から大陸の支配権を奪い、領土を広げた時代である。

 例を挙げよう。

 まず、唐。これは漢民族の黄金の時代であるが…。

 China map.jpg

 現在の華北・華中・華南に加え、西域の一部くらいしか領土が無く、周囲は、夷荻の国に囲まれているのがお分りだろう。北京のあたりは唐の領土の北端であり、万里の長城の向うは、戦闘的なウイグル国家が控えていたことがわかる。

 いやがおうでも、唐は、国境警備に力を入れざるを得ない。当時の中国文学には、僻地に飛ばされてつらい・大変だ、みたいなものが結構、残っている。中国版・防人の歌といったところだが、和歌と違い、漢詩は教養がないと作れないので、役人作によるものが主である。

 次に、宋。宋期の前半を「北宋」というが…。

 宋・遼時代.PNG

 西域の領土を、西夏にとられてしまっているな〜。この頃は、周辺の遊牧戦闘国家が力を伸して、独自の文化を主張した時代で、「もう漢字の世話になどならん! われらが西夏文字のすばらしさを見よ!」と、独自の文字を考案なんかをしている。

 北には「遼」という、一見、中国風ネーミングの国家があるが、これは漢民族国家ではない。遊牧戦闘国家で、常に宋を脅かしている存在だった。

 宋の後半期を「南宋」というが、その頃の領土は…

 画像:宋・金時代.PNG

 何か、いつの間にか領土が半分になってますが。

 実は、一旦、宋は滅びている。遼が、女真族の国家・金に置き換わった後、この金が宋を滅ぼしてしまう。ただ、南方までは金の影響が及ばなかったので、宋が再建され、首都を南に移して、南宋となったのだ。

 その後、色々あって、元。これは御存知の通り、漢民族国家ではなく、モンゴル人国家。

 Mongol Empire map.gif

 まあ、中国風に「元」と呼ばれる地域は、上図の紫の部分だけだが、これだけでも、現在の「中華人民共和国+モンゴル国+朝鮮半島」よりも広い領土を誇ってますな。モンゴル帝国全体では、ヨーロッパまで届かんとする勢いだから、すごいものです。

 その後、元が弱体化した後、漢民族国家が復興し、「明」となるが…。

 Ming-Empire2.jpg

 北宋と同じくらいの領域? でも、モンゴル人は完全にいなくなってしまったわけではなく、「北元」として、やはりプレッシャーをかける存在だった。

 その後、女真族改め満州族が台頭してきて、明が滅び、「清」となる

 大清帝国領域.PNG

 かつては戦争に強かった満州族であるから、明の時代よりも領土は拡大した。北京よりも北方や、西域(チベットも含む)まで清の領土となった。台湾省が創設されたのもこの時代。つまり、現在の中華人民共和国の国土(自称の分を含む)は、この清の時代の領土に基礎を置いているのである。

 そう、台湾問題もチベット問題も、20世紀になってからの問題ではないのだ。中華人民共和国の人達は、清の領土を継承していると思っている。中国人は、「清の領土は全て、漢民族の領土なのだ」という理屈を当然のものと思っている。ここを認識しないと、彼等の思考回路を知ることは不可能である。

 もっとも、これまでの説明から分かるように、本来の漢民族の領土は、華北・華中・華南のみ。しかし、満州族の支配により、東北や西域に領土を拡大した。その後、満州族は漢民族に同化。だから、「清の領土=中国の領土」といっても、彼等にとっては全然違和感は無いのであろう。まぁ、なんつーか、本来の日本の国土は、本州以南なのだが、北海道が日本の国土となって以降、完全に日本の一部になってしまったのと似ていますな。

 ただ違うところもある。北海道は、全体が日本にほぼ同化してしまったが、清においては、拡がった国土の全てが、漢民族に同化したわけではないことだ。

 まず、東北地方。ここは、もともと満州の本拠地であるから、満州族の漢化に伴い、東北は事実上、漢民族の領土として併呑された。これはいい。

 しかし、西域は違う。大陸の多数派たる漢民族とも、大陸の支配者たる満州族とも縁の薄い地域だから、彼等とは同化が進んでいない。だから、清が滅亡し、彼等の支配が及ばなくなれば、独立指向が高まるのも当然なわけだ。

 しかし、一方で、中華民国も、チベットに対する色気は消えていなかった。「野心」というよりも、「清国継承者」として、「当然の権利」だと考えていたのだと思う。ただ、この時代、戦争があったり、共産党との争いがあったりして、国民党はチベットにまで手が回らなかったんでしょうな。

 でも、第二次大戦が終り、共産党が国共内戦で勝利した後は、障害は消滅した。勢いに乗った共産党は、「当然の権利」として、安心してチベットに攻込むのは、あまりにも明らかであった。

 まとめよう。

 今でこそ、チベット問題は、チベットvs中華人民共和国の問題になっているが、そもそも、この問題は、チベットvs満州族(清)の問題であった。清滅亡後、チベットが独立を回復しても、中華民国は「清の後継国家」として、チベットvs中華民国の問題は残り続けた。そして中華人民共和国になって、チベットに攻めこんだ。

 ただ、中国の「チベットは古来からの…」という言分は、嘘である。漢民族としてチベットをモノにしたのは、中華人民共和国が最初である(筈)。満州族まで含めても、清までしかさかのぼれない。モンゴルを含めるなら元まで。しかし、ここが上限である。それでも、中国人にとっては、「清の領土は、全て中国古来の国土」なのであるから、彼等の脳内では矛盾は無い。

 チベット問題の紹介ページなどで、第二次大戦後のみを解説しているものがある。が、それだけでは、物事の半分しか見ることができない。なぜ、あそこまで中国人は領土に対して執拗なのかを知るには、第二次大戦後だけを見ているのでは、なかなか分からない。それは、中国人の領土意識は、共産党の覇権的な性質に端を発するものではないからである。中華民国時代から、いやそれ以前の大陸の歴史に根ざす、非常に根の深い問題が横たわっているのである。

 「独立を一つ認めると、将棋倒し的に独立されてしまう」とよく言われる。確かにその通り。でもそれは、目の前の予測を述べているだけで、非常に表面的な説明に過ぎない。「独立の将棋倒しが起こるのは何故なのか」、「中国人が、領土の縮小を恐がるのは何故なのか(単純に、経済や面子の問題じゃない)」、「中国では何故あれ程に、一つの中国が宣伝されるのか(この用語を中台問題だけに矮小化してはならない)」などは、歴史をかなり遡らないと説明できない。

 また、チベット問題を、単純な領土問題として見た場合、中国側にも「清国の正当な継承者」として、主張できる部分が無いわけではない。だから、チベット問題は、領土問題として見るよりも、人道問題として扱うほうがいいだろう。ダライ氏が「独立ではなく、高度な自治を求めているだけだ」というのも、分かる気がする。そして、共産党による非人道的な行為が改められ、チベット文化が守られ、チベット人が安心して仏教を信仰でき、ダライ氏がチベットに帰ることができ、一般中国人がチベット人の血を薄くしてしまわないような配慮。まずは、その辺りを目指して欲しいが、共産党がアレじゃな…。

2008年04月21日(月) | 21:44:07 | トラックバック(0) | 未分類

参議院選挙・選挙区の獲得議席数予想(1人区・北陸/東海/近畿)


====1人区・北陸====

 綿貫氏や森元首相などを擁する北陸は自民王国で、議席独占など朝飯前……の筈なのだが、今回に限っては、そうも言ってられない。3選挙区とも、どっちが勝ってもおかしくない。


【富山】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 野上浩太郎(現)
 共産党 : 泉野和之
 無所属 : 森田高(野党系)

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):自民236318○、民主190013
 2回前(平成13年):自民337002○、民主124340
 3回前(平成10年):自民245558○、社会88795
 4回前(平成07年):自民215758○、社会87584
 5回前(平成04年):自民298827○、連合の会143248



<読売>
野上が先行、追う森田

 野上は自民支持層の7割を固めた。野党よりも圧倒的に多い県議や市町村議の数を生かした組織選挙を展開。6年間の実績を訴えている。森田は、公示日前日に国民新の推薦が決まったことを追い風に、同党の綿貫民輔代表の地元・砺波地方での集票にも力を入れている。綿貫票をどれぐらい取り込めるかが焦点となりそうだ。

<朝日>
 森田と野上が互角の激しい戦いを繰り広げている。泉野は伸び悩んでいる。

 森田は民主支持層の9割、社民層の大半を固めた。公示直前に推薦を決めた国民新の支持層にも浸透しており、国民新の綿貫代表の地元、県西部での集票を期待する。無党派層から6割の支持を得た。医療や年金問題などを中心に訴え、比較的若い層での支持は野上を上回っているが、高齢者層では勢いがやや鈍る。

 野上は自民支持層の9割をまとめ、公明支持層でも大部分を固めた。県全域でまんべんなく支持を集めている。70歳以上では7割の支持があり、女性の支持も高い。しかし、無党派層の支持は約3割にとどまり、森田にやや水をあけられている。

 圧倒的な自民王国で、ここ5回全て自民が勝っている。しかし、前回は僅か4万6千票差の接戦であり、ダブルスコア・トリプルスコア当たり前の時代に比べると、隔世の感がある。今回も接戦であり、どちらが勝つか、現段階では断言できない。さすが、綿貫の地元、国民新党がキャスティングボートを握っている、象徴的な選挙区。

 腐っても自民王国、従来の支持層固めは上手くいっているようだ。また、無党派層で3割と、「自民にしては」健闘している。一方の民主も支持層固めは順調。無党派層で6割とっているが、自民と比べて圧倒的、というほどではない。

 う〜ん、分からない。どちらが勝つにせよ、接戦なのは間違い無い。ただ、自民は現職でタマも悪くないし、ギリギリで自民が勝つような気がしないでもない。


【石川】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 矢田富郎
 民主党 : 一川保夫
 共産党 : 近松美喜子
 無所属 : 浜崎茂

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):自民289697○、民主188804
 2回前(平成13年):自民○、無所属
 3回前(平成10年):無所属○、自民
 4回前(平成07年):無所属(与党系・実は馳浩)○、連合の会
 5回前(平成04年):自民○、連合の会



<読売>
矢田、一川が激戦

 矢田と一川が激戦を繰り広げている。矢田は、自民支持層の6割を固めている。徹底した組織戦を展開し、逃げ切りを目指す。一川は民主支持層の7割を固めている。県内の組織基盤はやや脆弱(ぜいじゃく)な点は否めないが、全国的な追い風を背景に、7割近くが態度未定の無党派層へ浸透を目指す。

<朝日>
 矢田と一川が横並びで予断を許さない情勢。近松は伸び悩み、浜崎は勢いがみられない。

 矢田は、支持を得た関係団体や党組織をフル稼働させ浸透を図っている。自民支持層の9割を固め、推薦を受けた公明支持層の大半もまとめた。地盤の能登地域で優位に立っている。

 一川は民主支持層の9割を固め、無党派層の半数近くに浸透。全国の1人区で擁立が最も遅れたが、前回は自民についた県議会会派「新進石川」の支援もあり、遅れを取り戻した。

 ここも情勢としては、富山に似ている。森元首相の地盤でもあり、自民の支持層固めはバッチリ。現状では、若干、自民がリードしているのだろうが、無党派層が民主に流れることが予想されるから、どっちが勝つかよく分からない。

 ちなみに石川県は、前回の参院選でも、びくともしなかった自民王国。でも、3回前の橋本惨敗のときは、石川で自民が負けてるんだよね。よく分からん。


【福井】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 松村龍二(現)
 民主党 : 若泉征三
 共産党 : 山田和雄

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):自民218885○、民主147419
 2回前(平成13年):自民○、民主
 3回前(平成10年):自民○、民主
 4回前(平成07年):自民○、連合の会
 5回前(平成04年):自民○、連合の会



<読売>
若泉と松村が並ぶ

 若泉と松村が横一線で争っている。若泉は連合福井の全面支援を受け、民主支持層の8割以上を固めた。05年衆院選で落選した「郵政造反組」の松宮勲・前衆院議員の支援や、国民新の推薦で、保守票の掘り起こしを進める。3選を目指す松村は高速交通網整備などの実績をアピールし、自民支持層の7割をまとめた。町村部や農林水産業者の支持に強みを見せ、女性層にも浸透している。無党派層の支持を伸ばせるかがカギだ。

<朝日>
 若泉と松村が横一線の激しい戦い。山田は伸び悩んでいる。

 若泉は年金制度の抜本的改革などを訴え、民主支持層の9割を固めた。無党派層の半数に浸透、自民支持層や共産支持層にも一部食い込んでいる。20〜40代の支持が厚く、男性の支持が高めだ。製造・サービス従事者層の支持では松村に差をつけている。

 松村は、北陸新幹線の福井への早期延伸など高速交通網整備や元国土交通副大臣の実績を強調し、自民支持層の8割、公明支持層の大半を固めた。無党派層の支持は4割弱。70歳以上や農林漁業者層で高い支持を得ている。地域的には、若泉、松村ともに支持の偏りはみられない。

 ここ5回、全て自民の圧倒的勝利。なのに、今回ばかりは接戦報道。民主候補の名前が先に書かれているが、こういう場合、生数字は、民主のほうが若干良いということ。郵政選挙時の造反騒動による分裂で、保守票が割れるのが、自民にとって痛いところ。

 ギリギリで民主かな?


====1人区・東海/近畿====

 三重の民主、和歌山の自民は固いと思っていたが、自民の逆風で、和歌山自民は苦戦している。滋賀や奈良でも民主がとりそう。


【三重】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 小野崎耕平
 民主党 : 高橋千秋(現)
 共産党 : 中野武史

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):民主○、自民
 2回前(平成13年):無所属○、自民
 3回前(平成10年):無所属(与党系)○、無所属
 4回前(平成07年):無所属(与党系)○、連合の会
 5回前(平成04年):自民○、連合の会



<読売>
 3選を目指す現職の高橋が各世代の幅広い支持を集めてリードする展開だ。連合三重の支援をバックに民主支持層の8割以上を固めた。さらに国民新の推薦を受けたことから特定郵便局長OBらで組織する「大樹」の推薦も得るなど、自民支持層にも食い込む勢いだ。小野崎は、選対本部長だった川崎二郎・前厚生労働相が年金記録漏れ問題の責任を取り辞任するなど序盤で陣営の立て直しを余儀なくされた。都市部で高橋にリードを許し、無党派層の支持が伸び悩んでいる。

<朝日>
 高橋が安定した戦いぶり。小野崎は支持拡大に懸命で、中野は勢いが見られない。

 高橋は民主支持層のほとんどを固め、無党派層からも7割の支持を得る。自民、公明各支持層の一部にも食い込んでいる。民主の強い県北部だけでなく、県南部も含めた全域で安定。各年代や各職業層で見ても、ほとんどで優位に立っている。

 小野崎は自民支持層の8割をまとめ、公明支持層にも浸透している。70歳以上では高橋と並ぶ支持を得ているが、無党派層に食い込めていない。

 民主候補は、6年前の小泉ブームのとき、無所属で勝ち上がってきた猛者。その後、民主入党、現在追い風に乗り、タマもよし。これで、負けるほうがおかしい。とにかく、前々から当選の声高き候補。

 対する自民候補は、公募で選ばれた新人37歳。ホームページを見たら、政策はよく分からないけど、キャラとしては、好感が持てた。まぁ、新人さんは、こういう負け戦に使われる運命なのね。ただ、次なる飛躍の第一歩としては意味があるのかも。

 あと三重県は革新指向が強いというけど、どうなんだろう? 3回前までは与党系の人が当選してたし。やっぱ、北川知事の影響が強いのかな?


【滋賀】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 山下英利(現)
 民主党 : 徳永久志
 共産党 : 坪田五久男

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):民主○、自民
 2回前(平成13年):自民○、民主
 3回前(平成10年):自民○、無所属
 4回前(平成07年):さきがけ○、無所属
 5回前(平成04年):自民○、連合の会



<読売>
徳永先行、追う山下

 先行する徳永を山下が激しく追っている。徳永は民主支持層の8割近くを固めたほか、無党派層にも浸透している。民主国会議員が昨年夏の県知事選で初当選した嘉田由紀子知事に支援を要請し、「嘉田人気」の取り込みを狙う。一方の山下も党環境部会長として琵琶湖の水質保全などに取り組んだ実績を訴え、環境社会学者でもある嘉田知事との接点を強調。民主との間で知事を巡る綱引きを繰り広げる。自民支持層の7割近くの支持を得ている。

<朝日>
 徳永が県内全域に支持を広げて優位に立っている。山下が懸命に追い上げており、坪田は苦しい戦い。

 徳永は、課題だった知名度不足を連日の街頭演説などで解消し、民主支持層をほぼ固めた。無党派層の6割を取り込んでおり、共産支持層にも食い込みを見せている。各層から幅広い支持を得ているが、特に男性や20代に強く浸透している。地域別に見ても、まんべんなく支持を集めている。

 山下は自民支持層の8割をまとめ、推薦を受ける公明支持層からも9割を超す支持を得ている。70歳以上の支持では徳永を上回る。後れをとっている若年層や無党派層、事務・技術職層への支持拡大が今後の課題だ。

 かつては与党指向が強かった滋賀だが、前回は民主が接戦を制している。

 そして忘れてはならぬのが、「嘉田ブーム」。嘉田氏自身はどちらを応援する気もないらしい。自民改革派のようでもあるし、どことなく左派っぽい雰囲気もあるし。とにかく、自民や民主とは一線を画した、独特なものを、この人は持っている。

 とはいえ、嘉田ブームを考慮に入れると、やっぱり自民は無いだろう。新幹線新駅問題で、長く嘉田知事と争っており、先の地方選で自民が惨敗、やっと考えを改めたのだから。


【奈良】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 松井正剛
 民主党 : 中村哲治
 共産党 : 中村 篤子

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):民主○、自民
 2回前(平成13年):自民○、民主
 3回前(平成10年):自民○、無所属
 4回前(平成07年):新進○、無所属
 5回前(平成04年):自民○、無所属(実は高市)



<読売>
中村哲を松井猛追

 中村哲を松井が猛追する。民主、自民とも最重要区と位置づけ、党幹部を相次いで応援に投入する激戦となっている。中村哲は年金記録漏れ問題を追及し、子育て支援、農業政策の充実を訴え、民主支持層の8割を固めた。国民新の推薦を得たほか、かつて衆院奈良2区で戦った滝実衆院議員の支援も取り付けた。松井は県議6期24年の実績を強調し、国と地方の財源配分の見直しや少子高齢化対策などを訴え、自民支持層の6割を固めた。郵政造反組の森岡正宏・前衆院議員に支援を要請するなど終盤の追い上げに懸命だ。

<朝日>
中村哲治がリード。松井は懸命に追い上げ、中村篤子は伸び悩む。

 中村哲は民主支持層をほぼまとめた。序盤から鳩山由紀夫幹事長や前原誠司前代表ら党幹部の応援を受けて、「消えた年金」問題を街頭で積極的に訴えており、無党派層の7割に支持を広げている。自民や共産支持層の一部にも食い込む。20代から60代に広く浸透。男性では6割を超える支持を得ている。

 松井は14日に安倍首相と公明の浜四津敏子代表代行が奈良市でそろって支持を訴えるなど、知名度アップに必死。自民支持層の8割近くをまとめ、公明支持層をほぼ固めた。県議24年の実績を強調し、地盤の桜井市を含む県南部で中村哲を上回る支持を集めるが、無党派層が多い県北部で十分浸透できていない。

 ここ5回の傾向としては、若干自民が強いが圧倒的ではない。逆に、野党が勝つ場合も圧倒的ではない。結果、どっちが勝つにせよ、票差は小さい。

 前回は民主の勝利。今回も接戦を民主が制する形になるでしょう。現段階で民主にリードを許しているようでは、自民の当選はおぼつかぬ。


【和歌山】

<候補者(太字は、多少なりとも当選の可能性がある候補者)>
 自民党 : 世耕弘成(現)
 民主党 : 阪口直人
 共産党 : 国重秀明

<過去の上位2候補>
 1回前(平成16年):自民255478○、民主166525(実は現自民の川条しか)
 2回前(平成13年):自民319080(世耕)、民主69186
 3回前(平成10年):自由221592○、自民196936
 4回前(平成07年):自民180440○、新進140570(実は井脇ノブ子)
 5回前(平成04年):自民253060、社会92754



<読売>
世耕わずかに先行
 わずかに先行する世耕を阪口が激しく追い上げ、予断を許さない。首相補佐官の世耕は、国会開会中は週末を除いて地元に帰れなかったが、閉会後はミニ集会を頻繁に開き、後援会を中心に票固めに懸命だ。自民支持層の7割以上を固めた。年金記録漏れ問題など与党にとって逆風の選挙戦となっているが、安倍政権の改革の実績を訴え、3選を目指す。

 民主支持層の7割を固めた阪口は政権交代を掲げて、強固な保守地盤の切り崩しを図る。3月に立候補表明して以来、自転車に乗って県内各地を回り、市民との直接対話を重視する戦略で都市部を中心に知名度もアップした。
<朝日>
 世耕が安定した戦いぶりで優位に立ち、阪口が懸命に追い上げる。国重は伸び悩んでいる。

 世耕は自民支持層の8割以上を固め、無党派層の約半数をまとめている。70歳以上の7割近くから支持を受け、女性の支持で阪口に大きくリード。農林漁業者層の大半を固めている。阪口は民主支持層の8割の支持を得ているものの、無党派層では3割台にとどまっている。自転車で県内全域を遊説し都市部で支持を広げるものの、県南部では浸透し切れていない。

 小泉ブーム時、自民の世耕は次点の4倍以上という、驚異的な得票で当選。前回の自民逆風時も、当時民主候補だった川条に十万近い大差をつけて自民が当選していた。流石に、この流れは続くと思っていたから、読売の調査にビックリ。ただ、朝日では、自民が無党派層の半数をまとめており、自民有利とある。

 ま、票差はともかく、ここでは自民が勝つんじゃないかな。ここで負けたら、相当なもんだよ。


テーマ:参院選 - ジャンル:政治・経済

2007年07月21日(土) | 15:33:41 | トラックバック(0) | 未分類

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プロフィール

Author:あいふる
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