参議院選挙予測・修正版

 本日、様々なメディアで中盤情勢が発表された。特に毎日新聞のそれは参考になるので、以下にリンクしておく。

 毎日新聞 政治関連記事バックナンバー

 読売や朝日の序盤分析に比べると、かなり情勢がハッキリしてきており、判断が困難だった四国や九州についても見通しが明らかになってきた。

 そこで、以下に、結果予測の修正版を出しておく。



<<選挙区予測>>

凡例

 自=ほぼ固まったなと、私が認定した自民党の議席
 公=ほぼ固まったなと、私が認定した公明党の議席
 民=ほぼ固まったなと、私が認定した民主党の議席
 国=ほぼ固まったなと、私が認定した国民新党の議席
 無=ほぼ固まったなと、私が認定した無所属の議席
 ★=まだ、固まっていない議席がある選挙区
 数字=改選議席数
 ○=まだ固まっていないが、有利だと思われる
 ▼=まだ固まっていないが、不利だと思われる
 ?=まだ固まっておらず、判定不能


★北海道2─○──民─▼ ★富山─1─▼───○ ★岡山─1─?─?─
─青森─1────民── ★石川─1─▼─○── ─広島─2─自─民─
─岩手─1────民── ★福井─1─▼─○── ─山口─1─自───
─宮城─2─自──民── ─静岡─2─自─民── ─香川─1───民─
─福島─2─自──民── ★愛知─3─自?民?─ ─徳島─1───民─
─秋田─1──────無 ─三重─1───民── ★高知─1─▼─○─
─山形─1────民── ─岐阜─2───民─無 ★愛媛─1─▼──○
─茨木─2─自──民── ─長野─2─自─民── ─福岡─2─自─民─
─栃木─1────民── ─大阪─3─自公民── ─佐賀─1───民─
─群馬─1─自───── ─京都─2─自─民── ─長崎─1─▼─○─
★埼玉─3─?─○民?─ ─奈良─1───民── ─熊本─1───民─
★東京─5─自?公民民? ─兵庫─2─自─民── ─大分─1─自───
★千葉─3─自▼─民○─ ─和歌山1─自──── ★宮崎─1─▼──○
★神奈川3─自─?民?─ ─滋賀─1───民── ★鹿児島1─▼─○─
─山梨─1────民── ─鳥取─1───民── ─沖縄─1────無
★新潟─2─○──民▼─ ─島根─1─────国


 与党系確定 (合計21):自民18、公明2、無所属1
 与党系有利 (合計 3):自民 2、公明1

 判定不能:5

 非与党系有利(合計 8):民主 5、無所属3
 非与党系確定(合計35):民主32、無所属2、国民新党1


<<選挙区予測・解説>>

 全73議席中、56議席は既に固まったと思われる。
  自民18、公明2、民主32、国民新党1、与党系無所属1、非与党系無所属2

 残り17議席のうち、有利・不利が言えると思うのは、以下の選挙区。
  自民党有利(2):北海道2議席目、新潟2議席目
  公明党有利(1):埼玉2議席目
  民主党有利(6):千葉3議席目、石川、福井、高知、長崎、鹿児島
  無所属有利(3):富山、愛媛、宮崎

 新潟2議席目の自民には異論もあろうが、報道では現時点でも若干自民の分が良く、しかも民主は票割のハンディがあるので、自民有利とした。


 残り5議席は、判定不能とした。毎日新聞記事内の記載の順序から、僅かにリードしているのはどちらなのかはわかるので、以下に不等号(>)で、それを表す。

  埼玉3議席目(自民・古川俊治 > 民主・山根隆治)
  東京5議席目(無所属・川田龍平 > 自民・丸川珠代 > 共産・田村智子)
  神奈川3議席目(民主・水戸将史 > 公明・松あきら)
  愛知3議席目(民主・谷岡郁子 > 公明・山本保)
  岡山(民主・姫井由美子 > 自民・片山虎之助)

 これらの選挙区は、確率論で語るしかない。
  自民 : やや有利1 やや不利1 ⇒ 2議席中1議席獲得?
  公明 : やや不利2       ⇒ 2議席中1議席獲得?
  民主 : やや有利3 やや不利1 ⇒ 4議席中2議席獲得?
  無所属: やや有利1       ⇒ 1議席中1議席獲得?


<<選挙区予測・最終獲得議席数計算>>

【自民党】確定18 有利2 判定不能選挙区から2議席中1議席獲得?
 最小値→確定18
 代表値→確定18+有利2+判定不能から1=21
 最大値→確定18+有利2+判定不能を全部とって2=22

  結局、18〜21〜22

 以下の党も同様に計算

【公明党】確定2 有利1 判定不能選挙区から2議席中1議席獲得?
 2〜4〜5

【与党系無所属】1

【民主党】確定32、有利6、判定不能選挙区から4議席中2議席獲得?
  32〜40〜42

【国民新党】1

【共産党】判定不能選挙区から1議席中0議席獲得?
  0〜0〜1

【非与党系無所属】確定2、有利3、判定不能選挙区から1議席中1議席獲得?
  2〜5〜6

 自民:18〜21〜22
 公明:2〜4〜5
 与党系無所属:1

 民主:32〜40〜42
 国民新党:1
 非与党系無所属:2〜6〜6


代表値は
 自民21、公明4、与党系無所属1(与党系合計26)
 民主40、国民1、非与党系無所属6(非与党系合計47)


<<比例区>>

 比例区については、毎日の次の記事に基き、分析を行う。

参院選中盤情勢・毎日新聞総合調査(その2止) 「年金」、民主に追い風


参院選中盤情勢・毎日新聞総合調査(その2止) 「年金」、民主に追い風

 支持政党別の比例代表での投票先
  自民支持層21のうち、自民71%、民主6%、その他5%、未定13%、無回答5%
  民主支持層31のうち、自民3%、民主81%、その他4%、未定8%、無回答4%
  公明支持層6
  共産支持層4
  社民支持層2
  その他政党2
  支持政党無26のうち、自民10%、民主24%、公明3%、共産3%、社民2%
                       その他3%、未定42%、無回答13%
  無回答9
’07参院選:中盤情勢の分析 比例代表
 04年に過去最高の19議席を獲得した民主が20議席台をうかがう勢いで、04年に続いて「比例第1党」となるのが有力。自民は史上最低だった98年の14議席を確保するのも微妙な情勢で、10議席台前半にとどまる可能性がある。
(略)
 公明は01年、04年に続いて8議席の確保が視野に入った。「候補者個人に投票」との回答は3割を超え、主要政党では際立って高い。候補者ごとに重点地域を決め、手堅い選挙戦を進めている。共産は改選4議席の維持が微妙な情勢。社民は04年と同じ2議席は確保しそうだ。初挑戦の国民新党は1議席を得る可能性があるが、新党日本は伸び悩んでいる。


 これから、得票率を予測するためEXCELにかけると、次のファイルの表1のようになる。

EXCEL計算


 比例の投票率が57.2だとすると、現在固まっている比例票は、

  自民:10,758,633 民主:19,025,978  他政党・未定:25,251,283

となる。

 最終的な予想が表2。政党支持率に若干の補正をかけ、最終的な投票比率をセルに投入した。無党派票の投票比率は、自民20、民主48、その他32としてある。

 自民:13,926,713 民主:24,113,575  他政党・未定:20,887,152

 これを比例代表議席計算ツールに投入すると、

 自民12、民主22、公明7、共産4、社民2、国民1、日本0

となる。

 当落選附近の順位は以下の通り。

  43 民主20議席目 1,205,679 当
  44 公明7議席目 1,200,000 当
  45 自民12議席目  1,160,559 当
  46 民主21議席目 1,148,265 当
  47 民主22議席目  1,096,072 当
  48 共産4議席目 1,075,000 当
  49 自民13議席目 1,071,286 落
  50 公明8議席目 1,050,000 落
  51 民主23議席目 1,048,416 落
  52 民主24議席目 1,004,732 落
  53 社民3議席目 1,000,000 落
  54 日本1議席目 1,000,000 落

これらは当選落選が入れ替わってもおかしくないから、結局、
  自民 11〜12〜13
  民主 19〜22〜24
  公明 6〜7〜8
  共産 3〜4〜4
  社民 2〜2〜3
  国民 1〜1〜1
  日本 0〜0〜1
となる。


<<まとめ>>

与党系

───────選挙区────比例区────合計──
【自民党】─18〜21〜22──11〜12〜13──29〜33〜35
【公明党】─2〜4〜5──6〜7〜8──8〜11〜13
【無所属】─1〜1〜1─────────1〜1〜1

非与党系

───────選挙区────比例区────合計──
【民主党】─32〜40〜42──19〜22〜24──51〜62〜66
【社民党】─0〜0〜0──1〜2〜3──1〜2〜3
【共産党】─0〜0〜1──3〜4〜4──3〜4〜5
【国民新】─1〜1〜1──1〜1〜1──2〜2〜2
【新党日】────────0〜0〜1──0〜0〜1
【無所属】─2〜6〜6─────────2〜6〜6



代表値は、
 自民33、公明11、与党系無所属1
 民主62、社民2、共産4、国民2、非与党系無所属6

という、信じられない結果となった。

 自民は51どころか、30台の大敗北の可能性がある。その分、民主は議席を伸ばし、改選議席に関しては、自民のダブルスコア近い値となる。

 非改選議席と合せた場合、自民は80前後、公明は20台前半、無所属1で、合計しても100を少し超える程度となり、過半数の122には到底届かない。国民新党や野党の一本釣りをしても、ダメであろう。

 逆に民主は、非改選を合せて110前後になり、自公を合せたのよりも多くなる可能性がある。社民や共産、国民と協力することで、参議院で主導権を握れる可能性が出てくる。






テーマ:参院選 - ジャンル:政治・経済

2007年07月22日(日) | 22:19:51 | トラックバック(1) | 政治

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参院選予想修正

きっこ作第二弾このところ、いろいろなブログやニュースで盛んに参院選予想が語られている。実際の情勢は私が少し前に立てた予想よりもずっと民主党に有利のようだ。でも、自民党には組織票もあるわけだから、まだまだ油断

2007.07.24 | カナダde日本語

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